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乳がん再発の恐怖をスマホアプリで軽減<名古屋市立大など>

11月3日、スマートフォンアプリにより乳がん患者が抱える再発への恐怖感を軽減できたとする臨床研究結果を、名古屋市立大や京都大などのチームが発表した。研究では、スマホで実施可能な認知行動療法アプリとして、問題解決法アプリ「解決アプリ」と行動活性化療法アプリ「元気アプリ」を開発。50歳未満の術後1年以上再発のない乳がん患者447人を対象に、アプリ使用群と不使用群とに無作為に割付、8週間後に再発に対する恐怖が和らぐかどうかを検討した。結果、使用群は、開始から4週間後に、恐怖が統計学的に有意に下がり、その効果は8週間後でもそのまま見られたという。国内では年間9万人以上が乳がんを新たに発症している。生存率は高まっているものの、再発すると治療が難しく、不安や恐怖感を抱えている患者も多いといわれる。

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