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がん患者のセカンドオピニオン利用、主治医からの推奨が大きく影響<ティーペック>
ティーペック株式会社は11月17日、がん罹患経験者のセカンドオピニオン利用実態に関する調査結果を公表した。調査は今年8月、インターネットで実施され、直近15年以内にがんに罹患(診断時のがん種別及びステージは不問)した20~70代の男女879人から有効回答を得た。それによると、セカンドオピニオンを主治医から推奨された人は全体の21.0%・199人。うち62.8%・125人が実際に利用した。主治医から推奨されなかったのは77.4%・680人。うち利用したのは8.8%・60人に過ぎず、主治医からの推奨が、セカンドオピニオン利用に大きく影響していた。またセカンドオピニオンを受けた185人のうち、「満足、家族ががんになったときにセカンドオピニオンを推奨する」と回答した人は78.4%に上った。セカンドオピニオンを利用しなかった人の理由としては、「聞く必要がなかった」以外では、「どこの病院・医師へ行けばいいのか分からなかった」など情報不足が最も多く、次いで「時間的余裕がなかった」だった。
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