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小児患者の付き添い入院について実態調査を実施<キープ・ママ・スマイリング>
NPO法人キープ・ママ・スマイリングは、小児病棟に入院している・していた子どもの付き添いをしている・していた家族を対象にインターネットによるアンケート調査を実施している。調査結果は報告書にまとめ、厚生労働省などに提出するという。同法人は2019年、聖路加国際大学と大規模共同調査を実施し、対象者の8割以上が泊まり込んで付き添いをしていたという結果を得た。厚労省も過去に同様の調査を実施したが、回答率の低さなどを理由に具体的な対応策の検討は見送られている。同法人ではこの問題の本質は現行制度の矛盾であり、「医療機関や医療スタッフも、付き添い家族と同じような苦しい立場に置かれていると考えている」としている。今回の調査対象は、2018年1月~2022年12月までの期間に、0~17歳の子どもの入院に付き添っていた人で、ウェブサイトにアクセスして回答する。回答期限は12月16日まで。
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