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9価HPVワクチンが接種可能となることに「歓迎」<日本産科婦人科学会>

日本産科婦人科学会は12月13日、会員に対して9価HPVワクチンに関する同学会としての考え方を示した。2023年度から、女子の定期接種(12歳~16歳)とキャッチアップ接種(17歳~26歳)に9価HPVワクチン接種が可能となること、また、3回の摂取の途中で、2価・4価HPVワクチンから9価ワクチンに切り替える交互接種が許容されることが、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会で示されたことについて、同学会では「この動きを歓迎する」とした。一方、継続審議となった「9価ワクチンの2回接種」の適用については、早期の実現をめざし働きかけを継続していく意向を示した。また、9価ワクチンの接種開始を待ち、今年度内の接種の差し控えが懸念されることについては、「定期接種・キャッチアップ接種ともに、早期に2価・4価ワクチン接種することが学会としての基本的姿勢」としながらも、「対象者個々の年齢や環境を勘案し、その希望も聴取しながら決めていくべき」としている。

日本産科婦人科学会会員の皆様へ ―9価HPVワクチンに関する本会の考え方について―