一覧
かかりつけ医の「義務付け」「割り当て」に、改めて反省姿勢を表明<松本日医会長>
日医の松本吉郎会長は2月15日の定例記者会見で、全世代社会保障法案が閣議決定(2月15日既報)されたことを受け、国会審議に向けた日医の方針を説明した。その中で松本会長は、「かかりつけ医は、あくまで国民が選ぶものであり、国民にかかりつけ医をもつことを義務付けたり、割り当てたりするものではない」との考えを強調。さらに、診療科別や専門性の観点から複数のかかりつけ医をもつことが自然であるとしたほか、いわゆる「登録制」についても、医療へのアクセス権や医師を選ぶ権利を阻害する提案であること、「人頭払」についても、現代の複雑かつ高度な医療においては現実的な提案ではないことを指摘し、反対する姿勢を改めて示した。
→ 日医on-line