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マイナカード活用の救急業務、2025年度の本格運用開始を目指す <総務省消防庁>
総務省消防庁では、救急現場で傷病者のマイナンバーカードを活用し、オンライン資格確認等システムから医療情報などを閲覧できるようにするシステムを検討中だが、3月2日に開催された「救急業務のあり方に関する検討会」で、そのスケジュール案を示した。それによると、本格運用は2025年度を予定。23年度はシステム改修に向けた基礎調査を実施、24年度は引き続きシステム改修と運用テストを行う。併せてシステム利用規約改正を行い、順次、機器の配備を行う予定。当日は、6消防本部で実施された実証実験の結果も報告され、マイナカードの活用は、搬送先医療機関の選定にあたり、「高齢者等に有用性が高いと見込まれる」とされた。
→ 救急業務のあり方に関する検討会