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自由診療での再生医療のうち25%で「安全性に疑義」<がん研、京大iPS細胞研など>

国立がん研究センターや京大iPS細胞研究所などのチームは2月28日、自由診療で行われる再生医療の審査に関する課題についての調査結果を公表した。患者自身の幹細胞を使う再生医療を対象に、2019年度時点で国に届け出があった351件を分析した結果、25%に当たる88件で、安全性の科学的根拠に疑義があったという。その理由としては、文献が確認できない、臨床研究論文の引用がない、などが挙げられている。また、中止された計画も含む391件について、担当医の専門分野を確認したところ、30%に当たる17件で、治療対象の病気と適合していなかった。

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