一覧
新卒看護職員の離職率、初めて10%超える<日本看護協会>
日本看護協会は3月31日、「2022年 病院看護実態調査」の結果を公表した。それによると、2021年度の看護職の離職率は、正規雇用看護職員11.6%(対前年度比1.0ポイント)、新卒採用者10.3%(同2.0ポイント増)、既卒採用者16.8%(同1.9ポイント増)と、いずれも前年度より増えた。特に新卒採用者は、同様の方法で把握してきた2005年以降、初めて10%を超えた。看護師の平均税込給与額は、新卒(高卒+3年課程)25万9,233円(同4,479円)、新卒(大卒)26万7,440円(同4,290円)、勤続10年・非管理職32万846円(同3,600円)と、いずれも増加した。日看協では、離職の増加についてはコロナの影響、賃上げについては、看護職員等処遇改善事業補助金の影響を指摘している。
→ ニュースリリース【PDF】