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RA系阻害剤「使用上の注意」改訂を指示<厚生労働省>
高血圧治療薬であるRA系阻害剤(アンジオテンシン変換酵素阻害剤、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤含有製剤、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害剤及び直接的レニン阻害剤)を使用した妊婦で、胎児への影響が疑われる事例が報告されていることを受け厚生労働省は、RA系阻害剤の「使用上の注意」を改訂するよう、日本製薬団体連合会に対し5月9日付で通知した。通知では、妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること、妊娠する可能性がある女性に投与が必要な場合の注意事項、使用中は妊娠していないことを定期的に確認することなどを追記するよう求めた。
→ 「使用上の注意」の改訂について【PDF】