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ほぼすべての訪問看護ST「医師との連携がとれている」と回答<日本医師会>
日本医師会は6月21日、「訪問看護における医師との連絡体制に関する緊急調査」の結果を公表した。調査は6都府県・約3,000の訪問看護ステーションを対象に4月から5月にかけて行われ、回答率は42.3%だった。「必要な時に医師との連携はうまく取れているか」との質問に対しては、「よく取れている」が31.8%、「だいたいとれている」が65.8%で、合計97.6%だった。過去6カ月間に、緊急時対応の際に医師と訪問看護師との連携がうまく取れず、「患者の状態に重大な影響があった事例」があったかとの問いに対しては、85事業所から116事例が寄せられた。全事業所の患者ベースで試算すると、その割合は0.013%になるという。重大な影響があった事例を分類すると、「医師との連絡について、時間を要したもの」(23件)、「連絡がつかず救急搬送となったもの」(22件)、「医師からの返事や指示がなかったもの」(6件)で、その他は新型コロナウイルス関係などであった。
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