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インフルエンザの収束遅れる<インテージリアルワールド>
医療情報分析サービスを手がける株式会社インテージリアルワールドは6月28日、独自に運用する統合医療データベースのデータを基に分析したインフルエンザ治療薬の動向を公表した。それによると、2023年5月の経口インフルエンザ治療薬の推計患者数は約12万2,000人。例年は4月から5月にかけて患者数が大きく減少し収束に向かうが、2023年は減少幅も小さく、近年5月として最も患者数の多かった2017年の約9万9,000人より多かった。2022/2023シーズンは、ピーク時月間患者数が約76万人(2023年2月)で、コロナ前の数百万人規模と比べると少ない状況だったが、同社では「収束は遅れており、いつまで流行が続くのか気になるところ」としている。
→ プレスリリース【PDF】