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新型コロナワクチン、すべての小児への接種を引き続き推奨<日本小児科学会>
今秋以降、新型コロナウイルスワクチンの接種勧奨は、重症化リスクが高い者に限定されることになったことなどに対し、日本小児科学会は10月3日、「生後6カ月~17歳のすべての小児への新型コロナワクチン接種を(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を引き続き推奨する」とする考え方を公表した。同学会ではその理由として、小児においても稀ではあるが、急性脳症や心筋炎を発症している例があること、また、海外における研究で、小児や若年成人に対するワクチンの発症予防効果や死亡抑制効果、安全性が確認されていることなどを挙げている。
→ 小児への新型コロナワクチン令和5年度秋冬接種に対する考え方