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タスク・シフト/シェアで、NPの制度などを提言<経済同友会>

経済同友会は4月25日、医療におけるタスク・シフト/シェアに関する提言を公表した。医師から看護師へのシフトについては、医療崩壊が始まっている地方の医療を支えるためには、医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療などを行うことができるナース・プラクティショナー(NP)の制度化を検討すべきとの考えを示した。薬剤師から看護師については、在宅医療で緊急時に看護師が初動対応する際、必要な薬剤が患者宅にない場合を想定し、訪問看護ステーションへの配置可能な薬剤の範囲を拡大し、少量の薬剤を自宅やステーションに準備しておくことを可能にするよう求めている。そのほか、薬剤師については一部調剤業務の外注によるポリファーマシー対策への注力、看護師と介護職とで、在宅酸素療法の開始・流量調整/胃ろうへの薬の注入などをシェアすることなどを挙げている。

規制改革による持続可能な医療提供体制と患者中心の医療の実現 ~タスク・シフト/シェアの推進と経営効率化~【PDF】