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特定健診、血圧の受診判定値への誤解に注意喚起<日本高血圧学会>
特定健診第4期から「血圧の受診勧奨判定値が変わった」との誤解が、一部で広まっていることについて日本高血圧学会は5月24日、注意喚起のコメントを発表した。厚労省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度度版)」では、受診勧奨値を超えるレベルの対応について、次のようになっている(高血圧治療ガイドライン2019年版の推奨と同様)。①収縮期血圧≧160mmHg又は拡張期血圧≧100mmHg→「すぐに受診」、②140mmHg≦収縮期血圧<160mmHg又は90mmHg≦拡張期血圧<100mmHg→「生活習慣改善の努力のうえ、数値が改善しなければ受診」。同学会では、今回の誤解は、2つの記載の①だけが強調されたものと考えられる、としている。
→ 特定健診における受診勧奨判定値についての正しいご理解を【PDF】