一覧
2023年度の医薬分業率、初めて8割を超える<日本薬剤師会>
2023年度の処方箋受取率(医薬分業率)は、前年度比3.9%ポイント増の80.3%となったことが、日本薬剤師会が5月29日に発表した処方箋受取率の推計で明らかになった。8割を超えるのは初めてという。医薬分業は、厚生省(当時)が37のモデル国立病院に対して完全分業(院外処方箋受取率70%以上)を指示した1997年以降、急速に進み、2003年に初めて全国の処方箋受付率が50%を超え、2020年には75%を突破した。2023年度の処方箋発行枚数は8億5,629枚5,427枚だった。
→ 処方箋受取率の推計「全保険(社保+国保+後期高齢者)」【PDF】