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妊娠中の室内温度、床材と小児湿疹発症との関連を調査<北海道大>

北海道大学は5月10日、小児湿疹の発症と妊娠中の室内環境因子との関連を示す研究結果を公表した。同大の研究チームは、妊娠中の室内環境要因(湿度や床材)と、エコチル調査参加者の1歳半(⺟児71,883組)、3歳(58,639 組)時点の⼩児湿疹の発症の関連について、親のアレルギー歴も考慮して解析した。その結果、「妊娠中にカビが⽣えている部屋数が多いこと」「複合フローリング床材を使⽤していること」が、⽣後の室内環境や両親のアレルギー歴に関係なく 1歳半時点の湿疹と関連することが明らかとなった。研究チームでは「床材の変更は容易ではないが、湿度環境の改善は可能であるため、妊娠中の適切な湿度環境が⼩児の湿疹予防に繋がる可能性があるといえる」としている。

プレスリリース【PDF】