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自然増減数・率が17年連続で減少・低下<厚労省・人口動態統計>

厚生労働省は6月5日、2023年の人口動態統計(概数)を公表した。それによると、同年の出生数は72万7,277人で前年より4万3,482 人減少、出生率(人口千対)は6.0で、前年の6.3より低下した。合計特殊出生率も1.20で、前年の1.26より低下した。一方、死亡数は157万5,936人で、前年より6,886人増加し、死亡率(人口千対)も13.0と、前年の12.9 より上昇した。死因別を多い順に見ると、悪性新生物(全死亡者に占める割合は24.3%)、心疾患(高血圧性を除く)(同14.7%)、老衰(同12.1%)となっている。悪性新生物は1981年に死因の第1位となって以降、一貫して死亡率が上昇している。出生数と死亡数の差である自然増減数は△84万8,659人、自然増減率(人口千対)は△7.0 で、数・率とも17年連続で減少・低下している。

令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況