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サイバー攻撃に備えたBCPを策定している病院は3割未満<厚労省>
サイバー攻撃に備えたBCP(事業継続計画)を策定している病院は27%に過ぎないことが、厚生労働省の調査でわかった。厚労省が6月10日、医療情報システム利活用の検討会に提出した資料によると、BCP策定病院の割合は病床規模が大きくなるほど上昇するものの、500床以上でも44%と5割に届かなかった。また、BCPにおいて策定された対処手順を訓練により確認している病院も34%に過ぎず、もっとも割合が高かった500床以上でも49%にとどまった。調査は、2月1日~3月8日に医療機関等情報支援システム(G-MIS)のIDを持つ8,171病院を対象に実施し、5,353病院から回答を得た。
→ 第22回健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ資料について