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2023年「結核低まん延国」の水準を維持<厚生労働省>

厚生労働省は8月27日、2023年の結核登録者情報調査年報集計結果を公表した。2023年の新登録結核患者数は、前年から139人・1.4%減少し10,096人となった。結核罹患率(人口10万対)は、前年比0.1減の8.1。2021年に9.2に達して以降、結核低まん延国の水準である10.0以下が継続している。厚労省では、「日本の結核罹患率は、米国等他の先進国の水準に年々近づき、近隣アジア諸国に比べても低い水準にある」としている。都道府県別の結核罹患率は、大阪府、大分県、奈良県、兵庫県、京都府の順に高く、岩手県、山梨県、山形県、宮城県、長野県の順に低くなっている。大阪府の結核罹患率は13.1であり、最も低い岩手県の結核罹患率3.6の3.6倍となっている。

2023年 結核登録者情報調査年報集計結果について