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学校健診の実施上の留意点をまとめたリーフ作成<日本医師会>

日本医師会の渡辺弘司常任理事は9月25日の記者会見で、文科省と共同でリーフレット「学校健康診断実施上の留意点」を作成したことを明らかにした。児童生徒のプライバシーや心情への配慮に欠ける健康診断が散見されていたことを踏まえたもの。リーフレットはペラ1枚もので、学校医向けと学校・教育委員会向けがある。表面には学校医、学校・教委共通の内容として、学校健診の目的と役割、項目が示され、「その他の疾病及び異常の有無」の検査として検査項目を追加する場合は、保護者等に周知した上で、理解と同意を得て実施する必要があることが強調されている。裏面は、学校医向けには「診察方法や児童生徒等のプライバシー・心情への配慮について事前に学校と確認すること」などの5点を、学校・教委向けには「学校保健計画・健康診断実施計画の作成に当たって、学校医、検査機関等と共通理解を図りながら進めること」などの5点を、健康診断を行う際に押さえておくべきポイントとしてそれぞれ示している。

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