日本医師会の松本会長は10月30日の定例記者会見で、同日、医師会会員情報システム・MAMIS(Medical Association Member Information System:マミス)を公開したと発表した。日医では入会等の届け出を年間4万件以上処理しているが、受領複写式届出用紙を用いた医師会の三層構造(郡市医師会、都道府県医師会、日医)での処理件数は年間計12万件超に上る。そのための事務局負担は非常に高く、医師の届け出に係る負担も大きかった。こうした手続きをWEB化することにより、大幅に効率化を図ったのがMAMISである。その機能は当面、入会・異動・退会の手続きのWEB化に注力した機能制限した試行的運用となるが、担当の笹本洋一常任理事は、2025年4月公開を目標に生涯教育などの研修会の参加申し込みから、受講管理・単位管理、取得単位を基に認定申請まで行える研修管理機能を開発中であることを明らかにした。