メニュー

商品ジャンル

一覧

働きすぎの医師は覚醒度が低下し、抑うつ・バーンアウトに<順天堂大>

順天堂大学は10月30日、医師の睡眠時間と、抑うつ・バーンアウトの程度について検討した研究結果を公表した。同大と米ペンシルバニア大の共同研究グループは、日本全国の1,200人以上の医師に、覚醒度を客観的に評価するPVT(精神運動覚醒テスト)を実施するとともに、質問票により抑うつとバーンアウトの程度を評価。両者の結果を検討した。その結果、▼長時間労働の医師は睡眠が短い。▼短時間睡眠では覚醒度が低下する。▼覚醒度の低下は、医師の抑うつ、バーンアウトの程度と有意に関連する――といった結果が得られた。また1日あたり6時間の睡眠確保には、年間960時間を超さない程度の残業時間が求められること、6時間/日の睡眠確保により、PVTの成績も一定のレベルが維持できると考えられることも明らかになった。

ニュース&イベント