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SNS等での誹謗中傷に関する相談窓口設置へ<日本医師会>
日本医師会の長島公之常任理事は11月20日の記者会見で、「SNS等における誹謗中傷の相談窓口」を設置することを明らかにした。日医が10月に行ったアンケートでは4,730件の回答があり、「SNS等で自身の医療機関に対する誹謗中傷等の書き込みがあった」と回答した医療機関は3641件(77%)に上ったという。また長島常任理事は、誹謗中傷の書き込みがあった場合に、誰かに相談したいと思った医療機関は3,890件(82%)であり、日医窓口を設置したら利用したいと思う医療機関は3,658件(77%)に上っているとの結果を紹介。その上で、「相談窓口に対する需要が高いことから、今回の設置をすることになった」と説明。相談の対象はSNS等における誹謗中傷を含むペイシェントハラスメント全般、受付方法は電話およびWEBフォーム、利用対象者は日医会員ならびに会員が開設・管理している医療機関の医療従事者とすることを明かした。また2025年1月ごろ運用開始するとの見通しを示した。
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