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医師偏在解消に向け「強力な対策」を提言<財政審・秋の建議>

財政制度等審議会は11月29日、2025年度予算編成に向けた「秋の建議」をまとめ、加藤勝信財務相に提出した。医師偏在対策については、日本社会全体の人口減少に対応した医学部定員の適正化が必要となるとしたうえで、骨太方針2024に基づき、医師の地域間、診療科間、病院・診療所間の偏在是正に向けた「強力な対策」を講じる必要性を強調した。特に自由開業制・自由標榜制については、人口増の時代に医療資源の量的拡大に寄与したと評価する一方で、人口減少時代には、医師の偏在の拡大につながっていると考えられるとし、見直しを求めた。介護分野では、要介護1・2の軽度者への訪問介護・通所会議を地域支援事業に移し、介護の人材、専門的なサービスを重度者に重点化すべきとした。

令和7年度予算の編成等に関する建議