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医師資格証の保有者が10万人を突破、医師全体の保有率3割に<日本医師会>

日本医師会の佐原博之常任理事は1月22日、記者会見を行い、医師資格証の保有者が10万人を超え、日医会員の保有率は34.5%、非会員も含む医師全体の保有率は29.1%となったことを報告した。HPKI(保健医療福祉分野の公開鍵基盤)を基に日医が発行する医師資格証は、14年に発行を開始。電子処方箋の運用(2023年1月開始)に向け、22年10月頃から申請が急増し、今回、保有者が10万人に達した。佐原常任理事は「国が医療DXを推進する中で、電子処方箋以外にも医師資格証が必要となる、具体的な利用場面も出てきており、更なる普及を目指して更に周知・広報に努めていく」と述べるとともに、医師会自体のDX推進のツールにもなるようMAMIS(新会員情報システム)のログイン時に使うなどの検討を進めるほか、デジタル医師資格証であれば、各学会の会員証を画面に表示できるなど、活用の幅も広げることが可能であることから、各学会や専門医機構などとも連携を進めていく考えを示した。また、問い合わせ数も急増していることから、2月3日にはサポートセンターを設置する予定であることも明らかにした。

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