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電子処方箋、導入スケジュール見直しへ<厚生労働省>

厚生労働省は1月22日、「電子処方箋を2025年3月までに概ね全国の医療機関・薬局に普及させる」という方針を見直す意向を明らかにした。1月時点の導入率は、薬局は8割弱だが、医療機関は1割弱にとどまるという現状を踏まえた方針転換で、概ね全ての薬局での導入が見込まれる今年夏ごろをめどに、新たな目標を設定するという。普及が進まない医療機関に対しては今後、医療機関の規模、医科・歯科、診療科等のセグメントごとに導入阻害要因をさらに分析し、必要な施策を検討するという。また、公的病院等への導入再要請やシステムベンダーへの早期導入・開発の要請、医療機関関係者への周知広報の強化などの措置も講じる。さらに電子処方箋への機能追加は、必要な改修を除き、当分の間、行わないとしている。

第6回「医療DX令和ビジョン2030」厚生労働省推進チーム資料について