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2023年度、21件の医療機関等と14人の医師等が保険指定取消<厚生労働省>
厚生労働省は1月28日、2023年度に実施した保険医療機関等・保険医等に対する指導・監査等の状況を公表した。それによると、個別指導を受けた保険医療機関等は、前年度比41件減の1,464件で、内訳は医科525件、歯科512件、薬局427件だった。集団的個別指導は166件減の6,576件(うち医科は、219件減の2,709件)、施設基準を確認する適時調査は445件減の2,748件(うち医科は447件減の2,736件)だった。個別指導の結果を受けて行われる監査を受けたのは6件減の46件で、内訳は医科22件、歯科22件、薬局2件だった。保険指定取消となった保険医療機関等は3件減の21件で、うち医科は4件増の11件だった。取消となった医師は5人。歯科医師は9人、薬剤師はゼロだった。また、保険医療機関に返還を求めた金額は46億2,338万円で、前年度の19億7,261万円と比べると、倍以上となった。
→ 報道発表資料