一覧 2019年08月09日 生活保護世帯の子ども アレルギー、歯の病気が一般世帯の10倍 <東大調査> 生活保護需給世帯では、アレルギーや歯の病気がある子どもの割合が、一般世帯の10倍以上に上ることが、近藤尚己・東大准教授らによる調査研究でわかりました。 ぜん息に罹患している子どもの割合は、年齢、性別により異なるものの20~30%に上り、一般世帯の子どもの10倍以上となっています。虫歯や歯肉炎、アレルギー性鼻炎も同様に10倍以上の開きがありました。同研究報告書では、その原因として生活上のストレス、居住環境(ハウスダストなど)、孤立(助けてくれる人が周囲にいない)などを挙げています。