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「患者からの医薬品副作用報告」初公表 <厚生労働省>
厚生労働省は11月18日、食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会において、今年3月から4カ月間の「患者からの医薬品副作用報告」の結果をまとめ、全83件の症例を初公表した。83件のうち、後遺症や死亡が認められたのは47件で半数以上を占めている。全症例の内訳を見ると、医療用医薬品で多かったのは、精神神経用剤(31件)、催眠鎮静剤・抗不安剤(31件)、抗てんかん剤(7件)、要指導・一般用医薬品では、解熱鎮痛消炎剤3件、耳鼻科用剤(1件)、痔疾用剤(1件)となっている。
→ 令和元年度第2回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会 資料