一覧 2020年02月17日 医師の副業・兼業について日医のスタンスを示す <日医・松本常任理事> 日本医師会常任理事の松本吉郎氏は1月29日の記者会見で、昨年12月に実施された「医師の副業・兼業と地域医療に関する日本医師会緊急調査」の概要を説明。医療機関と都道府県医師会のいずれも6割以上が、副業・兼業の労働時間への通算に反対していることを明らかにした。 松本氏は「制度を変えた場合、予測が困難で何が起こるかわからない」「研鑽のために副業・兼業することは、医療の質の向上にもつながる」などとしたうえで、医師の副業・兼業に関しては、労働基準法41条(労働時間等に関する規定の適用除外)や同法41条の2(高度プロフェッショナル制度)の存在も考慮しながら議論する必要性を指摘した。 → 日医on-line