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急性期病院における高齢入院患者の疾患の特徴を明らかに <順天堂大学>
順天堂大学の研究チームは、全国の診療データを集約したNDB(National Database)を基に、日本におけるDPC病院入院患者(高齢者)の疾患の特徴を分析、先ごろ結果をとりまとめた。疾患と年齢の関連性については、高齢になるに従いがんが減少する一方、冠動脈疾患や脳血管疾患などの循環器疾患に増加が見られ、特に超高齢者(本研究では85歳以上と定義)では肺炎が増加傾向にあることがわかった。また、併発しやすい疾患について大きく5つのグループに分類するなどした上で、男女別の特徴などについても言及している。研究グループは今後、高齢者における疾患構造の地域差などを分析する方針という。
→ プレスリリース <順天堂大学>