一覧
人口密度、病院の診療実績が急性心筋梗塞の予後に影響 <横浜市立大調査>
横浜市立大学医学部の研究チームは5月27日、地域の人口密度と病院の診療実績が 急性心筋梗塞治療の予後に影響するとする研究結果を発表した。日本循環器学会の実施する循環器疾患診療実態調査(JROAD /JROAD- DPC)から、2012年~2015年に発症した急性心筋梗塞患者64,414人のデータを解析した結果、「低人口密度地域では急性心筋梗塞院内死亡率が高い」「搬送距離に関わらず、緊急カテーテル治療件数の多い病院への搬送が死亡率を抑制する」ことが判明したという。研究チームはこの結果について「今後の日本の循環器救急医療システムを考える上で重要な知見」としている。
→ プレスリリース