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日本人に多い滲出型加齢黄斑変性に対する新薬発売 <ノバルティスファーマ株式会社>

ノバルティスファーマは5月25日、「中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性」に対する眼科用VEGF阻害剤ブロルシズマブ(商品名:ベオビュ硝子体内注射用キット120mg/mL 以下「ベオビュ」)を発売した。
日本人に発症する加齢黄斑変性の大半は、血管内皮増殖因子(VEGF)の過剰産生によって黄斑部に形成促進された新生血管から、血液成分が漏出する事で急激な視力低下をきたす「滲出型」である。「ベオビュ」は、血管内皮増殖因子(VEGF)の活性を阻害するVEGF阻害剤で、新生血管の形成を抑制し、血液成分の漏出を低減させる作用を有している。第Ⅲ相臨床試験では、従来薬であるアフリベルセプトと比較して最高矯正視力の平均変化量が非劣性であることが示された。従来よりも長い投与間隔で効果が維持することから、患者さんや介護者の通院や治療における負担を軽減させることが期待されるという。

→ ノバルティスファーマ プレスリリース