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野菜摂取で体重減少 <国立がん研究センター>

国立がん研究センターは、1日の野菜摂取量が増えると体重が減少する一方で、果物摂取量が増えると体重が増えやすくなるとする研究成果をとりまとめた。多目的コホート研究JPHCの一環として40~69歳の男女、約5万4,000人を対象に行ったアンケート調査で明らかになったもの。それによると、研究開始から5年間の1日あたりの野菜摂取量が100g増加するごとに、体重は25g減少した。特に減少効果が大きかったのはネギ類野菜と黄・赤色野菜で、減少幅はそれぞれ129g、74gだった。
逆に果物では摂取量が100g増加するごとに体重は70g増加した。
その原因として同センターは、摂取方法の違いを指摘。食事と一緒に食べる野菜の摂取量が多いと、ご飯やおかずなどの量が減り全体のエネルギー総量が減る一方、果物は主に間食に摂取するため摂取エネルギー総量を増やしてしまうとした。

プレスリリース <国立がん研究センター>