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幼少期のアトピー性皮膚炎が、思春期のうつ様症状を誘導<NCNP>

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は10月10日、マウスによる実験から、幼少期のアトピー性皮膚炎によるストレスが脳内炎症反応の応答性増大持続を促し、これが思春期のうつ様症状誘導の原因となる可能性を示したと発表した。生後40日目のアトピー性皮膚炎モデルマウスの行動解析を行ったところ、コントロールマウスにはない、うつ症状(糖嗜好試験におけるショ糖水飲水割合低下や尾懸垂試験における無動時間の増加など)を示した。また、モデルマウスの脳内では、炎症反応が促進されている状態(プライミング状態)も確認されたという。

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