3歳までにアレルギー疾患と診断された子どもは約4割<東京都>
3歳児全都調査によると、3歳児までに約4割の子どもが何らかのアレルギー疾患と診断されていることがわかった。前回に比べ、ぜん息は1.9ポイント、食物アレルギーは2.2ポイント減少した。食物アレルギーと診断された子どものうち約2割が誤食を経験し、そのうち自宅での発生が約7割を占めることもわかった。
施設調査では、都内に所在する保育施設、幼稚園、学童保育等の子どもを預かる施設のうち、約8割に食物アレルギーのある子どもが在籍していることが判明。食物アレルギーのある子どもを受け入れる施設は約9割、エピペン🄬を処方されている子どもを受け入れる施設は約7割と前回調査よりも増加している。
都はこの結果を受け、保護者や保育施設等に対してアレルギー疾患に関する正しい知識の普及に努めていくとともに、アレルギー疾患対策の総合的な推進を図っていくとしている。
→ 東京都 報道発表資料