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新型コロナ・退院後約半数が後遺症、最多は味覚障害 <和歌山県調べ>
和歌山県は11月5日、新型コロナウイルス感染症の後遺症等についてのアンケート調査結果を公表した。9月14日時点で退院後2週間以上経過している216人を対象に実施した調査で、163人から回答を得た。そのうち退院後、何らかの症状があった人は約半数に当たる75人で、複数回答で挙げてもらった症状は、嗅覚障害(30人)、倦怠感(26人)、味覚障害(20人)、呼吸困難感(20人)、頭痛(16人)、脱毛(12人)、胸痛(11人)などとなっている。また入院中、肺炎以上の重症度を示した人のうち、約2、3割の人において倦怠感や呼吸困難感が継続していた。重症者の後遺症としては関節痛が約2割と多いことも特徴として挙げられる。味覚障害、嗅覚障害については、重症度に関わらず約2割の人に継続していたという。
→ 新型コロナウイルス感染症の後遺症等のアンケート調査結果について【PDF】