乳幼児のアレルギー疾患の実態 全国規模の追跡調査<国立成育医療研究センター>
それによると、即時型食物アレルギーは、保護者の回答で1歳時7.6%、2歳時6.7%、3歳時4.9%にみられ、最も多いのが鶏卵アレルギー、次いで、牛乳、小麦アレルギーだった。また、近年増加傾向にある消化管アレルギーは、1歳半までに1.4%の子どもで認められた。また、16.8%の保護者は1歳時に湿疹ありと回答したが、医師にアトピー性皮膚炎と診断されたのは、4.0%のみ。この結果から、研究グループは、本当はアトピー性皮膚炎があるはずが、過小診断されている可能性があるとした。
→ 国立成育医療研究センター プレスリリース