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COPDは若い患者の日常活動に大きく影響<日本ベーリンガーインゲルハイム>

日本ベーリンガーインゲルハイムは11月18日、COPD患者を対象に行ったグローバル患者調査(11カ国、1,375人)の日本人(対象100人)に関する解析結果を公表した。
それによると、45~54歳の若い患者では、65歳以上の高齢患者と比較して、症状のために日常生活における活動を変更しなければならないと感じる人が多いということがわかった。また、自分のCOPDをどう感じているかについては、日本人全体で、不安(63%)、イライラ(47%)、ストレス(42%)、不確実(35%)、悲しい(21%)など、否定的な感情が多く報告され、45~54歳の若い患者では、無力感を感じる人の割合が65歳以上の高齢患者と比較して3倍以上高くなった。
この結果について、大崎市民病院アカデミックセンター 監理官、東北大学名誉教授の一ノ瀬正和氏は、負担の感覚に年齢によって差が見られる理由のひとつとして「若年層の患者は、高齢層と比べて職業や日常生活で、より活動的であることが考えられる。今回の結果は、特に若年層の患者で、日常生活で活動を継続するための治療について、医師と相談することをより望んでいることを示唆する」としている。

日本ベーリンガーインゲルハイム プレスリリース