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脳卒中後うつ病、脳損傷によるストレス適応力低下が原因<広島大学>

広島大学の研究グループは11月12日、脳卒中後うつ病はストレス適応力が低下することが原因であるとする研究成果を発表した。研究では、脳卒中患者274人の「日常生活動作の自立度」「まひの程度」「ストレスを自覚する強さ」「高次脳機能」などの指標と、気分障害(うつ、意欲低下、不安)との関連性を独自の機械学習モデルを用いて解析。結果、一般的な方法よりも比較的高い精度で3つの気分障害を識別できたという。さらに、「ストレスを自覚する強さ」が識別に最も関係することから、脳の特定の領域が損傷を受けて少しずつストレス適応力が低下していくことが、脳卒中後うつ病の原因であることが示された。

「AI(機械学習)を用い、脳卒中後うつ病の原因を解明」【PDF】