女性の約4人に1人は月経前症状で仕事や家事に支障<国立成育医療研究センター>
第1回及び第2回調査に参加した約1万人の女性の月経前の身体やこころの不調の程度について分析したところ、過去1年間のほとんど毎回の月経の1~2週間前に「身体症状(乳房の痛みやはり、腹部のはる感じ、腹痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、身体がむくんだ感じ、体重増加、便秘のいずれか)」が「あった」「とても強くあった」と回答した人は、全体の7割にのぼった。身体症状以外では、全体の5~6割に「過眠」、「疲れやすさ」、「イライラ」、「食欲増進」がみられた。さらに、全体の4人に1人は、月経前の何らかの症状により、仕事の能率や家事に「支障があった」「とても強く支障があった」と回答し、月経前症状が日常生活に影響を及ぼしていることがわかった。
→ 国立成育医療研究センター プレスリリース