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在宅介護ロボットの開発に関する、3カ国のアンケート調査結果を発表 <千葉大>

千葉⼤学⼤学院看護学研究科の諏訪さゆり教授、フロンティア医⼯学センターの兪⽂偉教授らの国際共同研究グループは、日本・アイルランド・フィンランドの高齢者・家族介護者・在宅ケア専門職を対象に、在宅介護ロボットの研究開発と社会実装に関する倫理的課題をどのように認識しているかなどについて、大規模なアンケート調査を実施。その結果を11月30日に公表した。3カ国合計1,004人の回答から、日常におけるロボットとの関わり方の違いから在宅介護ロボットについて重要視する観点などが明らかになったという。
 日本の結果からは、ロボットに対する親しみの感情を持てるような機会を作ることが、今後、在宅介護ロボットを広く実装するうえで重要であること、アイルランドの結果からは、人々の介護に関するボランタリズムを育むことで、在宅介護ロボットの研究・開発に参加に関する意識が高まること、フィンランドの結果からは、第一に在宅ケア専門職による質の高いケアが在宅介護ロボットの実装を促進することが示された。

千葉大 プレスリリース【PDF】