一覧
急性期脳卒中の医療の質を評価するプログラムを開発<国立循環器病研究センター>
国立循環器病研究センターは11月30日、日本の急性期脳卒中の医療の実態を高精度に把握するプログラムを開発したと発表した。急性期脳卒中の医療の質の評価は、DPC(入院医療費の支払い制度)情報に加え、来院してから治療までの時間情報などが必要だが、臨床現場の情報収集にかかる負担が大きいことなどからこれまで実現していなかった。今回開発したプログラムは、医療の質の測定に必要となる項目のうち6割をDPC情報からあらかじめ入力するというもの。参加施設の負担が軽減されたほか、DPC情報をもとにした入力情報も9割以上の正確性を有することを確認したという。
→ プレスリリース<国立循環器病研究センター>