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生活習慣病因子の因果関係を推定するAIを開発 <帝京大学・大阪大学>

帝京大学と大阪大学は昨年12月25日、健診データから生活習慣病因子の因果関係を推定するAIを開発したと発表した。研究では、大阪府保険者協議会と大阪府国民健康保険団体連合会の60万人規模の健康診断データ(個人を特定できないように加工済み)から、因果関係を自動的に推定する数理モデルを使用し、因果ダイアグラムを構築したところ、「善玉コレステロール(HDL)の増加はBMI、中性脂肪、血糖値を改善する要因となる」「BMIは血糖値や肝臓悪化の指標であるGPTに悪影響をもたらす」などの結果が得られた。ダイアグラムでは、各項目同士の因果関係が矢印示され、可視化することが可能。グループは「生活習慣病の保健指導などにエビデンスに基づいて活用できる可能性が示された」としている。

プレスリリース<帝京大>