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医師の喫煙率、男性7.1%、女性2.1%で過去最低 <日本医師会調べ>

日本医師会の今村聡副会長は、1月27日の定例記者会見で、第6回日本医師会員喫煙意識調査の結果を報告した。2000年から4年に1度実施している調査で、6回目となる2020年は、喫煙率が男性7.1%、女性2.1%となり、ともに過去最低だった。年齢階級別でも、すべての年代で喫煙率は下がった。
喫煙者が使用しているたばこ製品については、全年齢層に加熱式たばこが浸透していることが判明。患者から、加熱式たばこの使用について質問された時、「使用しないほうがいい」と返答するとの回答は、非喫煙者で7割超、喫煙者も4割以上となっている。その理由としては、「加熱式たばこは、長期間の使用についての安全性のエビデンスが明確ではない」「健康への悪影響が少ないわけではなく、受動喫煙被害も発生する」などが挙げられている。
調査は、無作為に抽出した7,500⼈(男性6,000⼈、女性1,500⼈)を対象に、2020年1月から10月にかけて実施。5,588⼈から回答を得た。ちなみに初回、2000年調査での喫煙率は男性27.1%、女性6.8%だった。

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