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遺伝性早老症ウェルナー症候群の診療ガイドライン発表<千葉大学など>

千葉大学大学院医学研究院の横手幸太郎教授、国際医療福祉大学医学部竹本稔主任教授らを中心とした国内8機関14名からなる研究グループは1月20日、遺伝性早老症ウェルナー症候群の診療ガイドラインを世界で初めて英文で発表したことを明らかにした。このガイドラインは、ウェルナー症候群に合併する8項目(脂質異常症・脂肪肝、サルコペニア、糖尿病、骨粗鬆症、感染症、皮膚潰瘍(皮膚科治療)、下肢潰瘍(形成外科治療)、アキレス腱石灰化)に関して、2012年に発表した日本語版のガイドラインに1996~2020年までの臨床論文のシステマティックレビューや最新の治療経験を加え、より実臨床に即したものとなっている。グループは「この診療ガイドラインが用いられることにより、日本国内のみならず世界中のウェルナー症候群の治療が標準化され、患者の生命予後やQOL向上に寄与することが期待される」とした。ガイドラインおよび関連する研究成果は、2020年10月~12月にかけて日本老年医学会の公式英文誌Geriatrics & Gerontology Internationalに掲載された。

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