一覧 2021年02月24日 免疫療法・化学療法によるHBV再活性化に注意喚起<日本医療機能評価機構> 日本医療機能評価機構は2月15日に公表した「医療安全情報 No.171」で、免疫抑制・化学療法によりHBVが再活性化し患者に影響が出た事例が、2017年1月1日から2020年12月31日の間に13件報告されたことを明らかにした。 いずれも、免疫抑制剤投与前のHBs抗原のスクリーニングの未実施など、B型肝炎治療ガイドラインを遵守しなかったことが原因。同機構では、院内でHBV再活性化に注意する薬剤を明確にし、HBs抗原をスクリーニングする仕組みの構築をするよう求めている。 → 医療安全情報 No.171【PDF】 → B型肝炎治療ガイドライン(日本肝臓学会)