一覧 2021年03月15日 SNS利用と精神的健康の関連を検討 <東京都健康長寿医療センター> 東東京都健康長寿医療センター研究所は3月4日、SNSの利用状況と精神的な健康との関連を検討した結果を公表した。無作為抽出された東京都内在住の2万人を対象としたアンケート調査によるもの。それによると、若年者ではInstagramの定期閲覧、中年者ではFacebook定期発信、高齢者ではLINE定期利用(発信と閲覧の両者)が、良好なウェルビーイング(精神的な満足感・幸福感)と関連していた。 他方、若年者と中年者ではTwitter定期利用者(発信と閲覧の両者)ほど悩み・抑うつ傾向が強くなり、中年者のTwitter定期利用者(発信と閲覧の両者)および高齢者のTwitter定期発信者では孤立感を有している割合が高かった。また、SNS以外のコミュニケーション(対面での会話や電話)が低い者では、全世代を通じて、全ての精神的健康度の指標が悪い傾向が認められた。 → プレスリリース