生活習慣病リスクをAIモデルが提示<国立国際医療研究センター・アクセンチュア>
NCGMが実施している、関東・東海地域に本社を置く企業が参加した職域多施設研究(J-ECOHスタディ)で収集されたデータのうち、約12万件の匿名化された健康診断データを分析。既往歴、服薬状況、血液検査結果などの健康データや運動や喫煙、飲酒などの生活習慣データなどから、生活習慣病のリスク要因について疫学的にも解釈可能な予測モデル構築を目指す。これにより、AI予測結果のブラックボックス化が課題になっている医療業界において、説明可能なAIの活用を目指すとしている。
本共同研究で構築するリスク予測モデルは、今後、論文等で対外公開される予定。アクセンチュアとNCGMは国、自治体や企業等と連携し、個人向けのヘルスケアアプリや医療従事者向け健康指導ツールなど、生活習慣の改善や健康増進を支援するソリューションへの展開も視野に入れた活動も行っていくとしている。
→ アクセンチュア株式会社 ニュースリリース アクセンチュアと国立国際医療研究センター、生活習慣病リスクのAI予測モデル構築に向け共同研究を開始