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ディスカウントストア購買データで病気を「超早期発見」<トライアルHD・九大OSP>
トライアルホールディングスは4月22日、九州大学のオープンサイエンスプラットフォーム(OSP)に参画すると発表した。トライアルHDが九大に提供するのは、傘下のトライアルカンパニーが運営するディスカウントストア「トライアル」で購入された商品データと、購入者の性・年代データ(個人を特定し得ないデータ)。これらデータを医学的視点から分析し、属性ごとの生活習慣の推測、健康上のリスク測定などを行うことで、病気の「超早期発見」「健康寿命延伸」など新たな価値創造をめざすという。OSPは、ふくおか産学共創コンソーシアムに参画する、トライアルHDを含む9社と自治体、九大の研究者や学生が、オープンな場において九大病院ビックデータや各企業が保有するデータを共有し、データに基づいたアイデアからイノベーションを創出する仕組み。
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